【車中泊のススメ】人生初の車中泊で1人旅してきたので方法とか使える100均グッズとか紹介する

せっかくのゴールデンウィーク、なにかしないと!

ということで1人旅に出てきました。

僕は旅が好きで、アジアを中心に海外15か国以上、国内47都道府県全てを訪れてきました。

学生時代には長期休暇を利用して仲間5人と一緒に30日間で野宿(テント泊)をしながら車で日本一周の旅に出たこともあります。

しかし、そんな僕がまだ1度も経験したことが無いのが車中泊。

車中泊(しゃちゅうはく)とは、自動車または鉄道列車の車内で宿泊することをいう。車内泊(しゃないはく)とも。
車両の持ち主などが停車中の車両に宿泊する場合と、営業に供される車両に乗客として乗車し、移動と宿泊とを兼ねる場合に大別される。またそれ以外では、列車事故等によるダイヤの乱れにより、車両内で泊まらざるを得ない状況の場合を指すこともあるが稀である。(Wikipediaより)

自由気ままに運転し、疲れたら自分の車で眠る。そんな旅も憧れますよね。

思い立ったらまずはやってみないと!ということで、行ってきました車中泊の旅。

今回は車中泊の方法とかグッズについて紹介していきます!

宿泊場所はどうしたらいいの?

車中泊初心者にとって最も気になるのが「どこで眠ればいいの?」ということでしょう。僕も初めての車中泊に際して色々と調べました。

camphack.nap-camp.com

①サービスエリア

高速道路のSA(サービスエリア)は、車中泊にもっとも適した場所といえます。実際に、深夜ともなると長距離トラックの運転手が車中で仮眠をとっている光景をよく見かけます。(出典:車中泊どこでする?抑えておきたい場所と注意点|CAMP HACK[キャンプハック])

②道の駅

一般道路のSAに相当する施設が「道の駅」です。急増する長距離ドライブ旅行者の休憩所として1990年代に設置されはじめ、2015年の時点で全国に1,000箇所以上も登録されています。(出典:車中泊どこでする?抑えておきたい場所と注意点|CAMP HACK[キャンプハック]

やはり、サービスエリアか道の駅が安心のようですね。

変な場所で寝て、起きたらヤンキーに囲まれていた、なんてことにならないように寝場所選びは慎重に行いましょう。また、コンビニの駐車場やパチンコ屋の駐車場など、私有地での車中泊はやめておきましょう。他府県ナンバーで長時間停車しているとさすがに怪しい人だと思われます。通報されて職務質問を受けてしまうケースもあるようです。くれぐれも他人には迷惑をかけないように。

今回僕がお世話になったのはこちら!

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岩手県は盛岡市の近くにある「道の駅にしね」さん。

駐車場からは雄大な岩手山が臨めるという最高のロケーション。ただし幹線道路沿いなので、夜間は少しうるさそうです。

車中泊に適したクルマ選び

それではどんなクルマが車中泊に適しているのでしょうか。

syachuhaku.fxtec.info

こちらのサイトにわかりやすくまとめられていました。

やはりトヨタのハイエースなど大きなクルマの方が快適ですよね。ハイエースなんかを車中泊用に改造したクルマもたまに見かけますが、ああいうの憧れます。まさに男のロマン。お金持ちになったらキャンピングカーとかも買いたい。

しかしながら僕は残念ながら軽自動車しか持っていないので、今回は軽自動車で頑張って眠ることにします。ワゴンRで頑張ってきました。

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車中泊に必要なグッズは?

本格的な車中泊をするならきちんとした道具を揃えた方がいいと思いますが、今回はとりあえず眠れたらいいかなということで、100均グッズで揃えました。

購入したのはこの3アイテム!

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フロントガラス用の目隠し

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左右と後ろのガラス用の目隠し×5個

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耳栓。

これらを愛車に取り付けます。

フロントガラスは完全にシャットアウトができます。

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サイドは日よけ用の薄いカーテンなので、中からは外が透け透けですが、

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外から見ると、反射して中は全く見えません。

100均にしてはいい感じ!これで目隠しは完了です!

ちゃんとしたやつを買うならこのあたりがオススメ!

寝床づくりの方法

続いて寝床を作っていきます!車種によってやり方は様々だと思いますが、ワゴンRではこんな感じで助手席の座席部分を上げて、背もたれを倒します。

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で、バスタオルと布団を引きます。

ついでに枕もとを照らすライトも100均で購入しておきました。

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枕元はこんな感じ。バスタオルと寝袋の入った袋を枕にします。

本当は寝袋で寝ようかなと思ってたのですが、それほど寒くなかったため、寝袋は丸めて袋に入れて枕として活用しました。 f:id:twogulls:20170507115408j:image

内側から見るとこんな感じ。

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そして、陽が暮れてきました。

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なんというか、夜行列車に乗った時のようなワクワク感。

自分だけの秘密基地ができたみたいで楽しい。本当はビールを飲みたかったんですが、もし何かあった時にはクルマを動かさないといけないので、今回は控えました。飲酒運転、ダメゼッタイ。

そして、長時間ドライブに疲れていたこともあり、日付が変わるころには就寝。

夜中、幹線道路のトラックの通過音などで何度か目が覚めてしまいましたが、基本的には耳栓のお陰で快適に眠れました。しかしバスタオルと薄い布団を敷いただけなので、背中はやや痛いかなといったところ。

2泊以上する予定があるなら、こういったグッズを買った方が絶対に良いと思います。

翌朝7時頃の駐車場の様子はこんな感じ。

ゴールデンウィークということもあって、同じように車中泊している人がいっぱいいました。ここに並んでるクルマ、ほとんどが車中泊されている方たちです。

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お世話になった道の駅でとろろ蕎麦を頂きます。

やはり泊まらせてもらった分、少しはお金を落としていかないと。

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車中泊をして良かったこと

①好きな時間に好きな場所で眠れる

ゴールデンウィークやお盆などの連休は宿を予約するだけで一苦労です。道も激混みだしチェックイン時間に間に合わない!なんてこともよくありますよね。

その点、車中泊なら予約も要らず、時間を気にする必要もありません。好きな時間にどこでも好きな場所で寝られる。これは予想以上に気持ちがラクです。

②宿泊費がタダ!

車中泊はお財布に優しいです。温泉などに入る必要はありますが、宿泊費自体は実質ゼロ円。今回は初期投資として、目隠しや耳栓などで総額1000円ほど掛かりましたが、たったそれだけのコストしか掛かりません。特に連休は宿代も高騰しがちです。宿泊費を浮かせて、その分を食事や観光代に充てるのもいいですね。

③少年の気持ちを思い出すワクワク感。自分に自信がつく

なんといっても準備を終えて車内に入った時のワクワク感が半端じゃない。車中はまさに大人の秘密基地です。旅をしているという感覚を全身で味わうことができます。そして、クルマ一つあれば日本どこへでも行けるんだ!という自信が身につきます。このまま仕事辞めても、しばらくはこうやって車中泊で生きていけるよな…なんて変な考えも浮かんできます。

車中泊で気を付けること

①自分の身は自分で守る

とは言っても、車中泊には危険が伴います。泊まった場所がヤンキーの溜まり場で襲われてしまったり、金品を奪われたりというケースもあるようです。特に女性の車中泊を狙った事件は後を絶たないとのこと。できるだけ防犯カメラや明かりの近くにクルマを止めたり、しっかりと鍵を掛けたり、もしもの際にはすぐ発進できるようにしておいたり、と自分の身は自分で守りましょう。ちなみにブレーキ痕が多く残っている場所で車中泊をするのは避けた方が良いそうです。

②他人に迷惑を掛けない

大量のゴミを公共のゴミ箱に捨てたり、大音量で音楽を鳴らしたりと、周囲の迷惑になるような行為は慎みましょう。特に道の駅や高速SAでは多くの同業者が車中泊をしていることが考えられます。周りをよく見て、迷惑だけは掛けないように。

③エンジンをつけたままにしない

最悪の場合、死にます。一酸化炭素中毒になることも考えられるので、寒くてもエンジンをつけたまま眠らないこと。

少しだけ観光の様子も

今回は車中泊をすること、が旅のメインだったので、あまり観光の写真は撮ってませんが少しだけ写真を上げておきます。

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まとめ

結論、車中泊、めっちゃ楽しかった!

またやりたいと思います。次はきちんと装備やら整えて長期間やってみたいなあ。できれば北海道とか行って知床とか目指したい。車中泊、おすすめです!