僕がこれまで出会った苦手な上司を5タイプに分類してみた

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こんにちは!

僕も社会人4年目となり、これまで何人もの上司に仕えてきました。

もちろんどの上司からも学ぶべきところはあったのですが、この人のこういう部分は苦手だなあ、合わないなあと思う部分があったのも事実です。

今日は僕が出会った苦手な上司・おじさんについて紹介していきたいと思います。

1.ルールおじさん

  • 口癖:「それ、ルール作っておいて」
  • 生態:部下が失敗するとすぐにルールを作りたがる
  • 実態:作ったルールが形骸化している場合が多い

今までで一番面倒に感じた上司がこちら。その名の通りルール大好きおじさん。部下がミスをするたびに新しくルールや業務フローを作りたがるのが特徴

確かにミスや失敗が頻発する仕事であるならば、ある程度のルールや業務の標準化は必要です。しかしそれが過剰だと組織や仕事が官僚化してしまいます。

僕の元上司の場合は、とにかく何でもルールを作りたがるルール大好きおじさんでした。職場にはルールが増えすぎてもはや収拾がつかない状態に。挙句の果てにはルールを管理するためのルールや帳票ができ始めたり、ルールを考える打合せで通常業務に支障を来たしたりとカオスな状況になっていました。

確かにルールや業務フローは重要ですが、ルールを守ることが仕事の目的としてすり替わってしまうケースも多々あります。ミスを防ぐ仕組み作りは必要ですが、ルールさえ作ればいいというのは少し短絡的かもしれません。

2.手直し大好きおじさん

  • 口癖:「ここ、直してもう一回持ってきて」
  • 生態:資料を見せると100%手直しを入れようとする
  • 実態:手直しする部分がなくても、無駄な手直しを要求する

どんなに完璧な資料を作ったとしても、絶対に手直しを入れる上司がいました。その徹底ぶりは、むしろ手直しをして一度突き返すこと自体が目的になっているのでは?と思うほど。

内容に間違いや不適切な箇所があれば手直しされて然るべきですが、「ここのフォントサイズが…」とか「罫線の太さが…」とか「色がイマイチ」といった、本質的ではない指摘ばかりだとイライラしてしまうものです

もちろん1発で上司を納得させる資料を作れ、と言われてしまえばそこまでですが、とにかく指摘する場所をあら探しするタイプの上司だと大変です。

最初のうちは次は指摘を受けないように頑張ろう、と資料作成をしていましたが、そのうち、どうせ何か言われるから、1回目は適当でいいや…となってしまうようになりました。

3.完璧主義おじさん

  • 口癖:「その対策じゃ100%とは言えないよね?もう一度考えて」
  • 生態:とにかく100%を求め、妥協しない
  • 実態:現場の実態とかけ離れた理想論を語りがち

とにかく100%の結果でないと満足しない上司。新しい提案やミスに対する対策案などに対して、常に100%を要求します。僕はメーカーに勤めているのですが、品質保証系の仕事をしてきた人にこのタイプは多い気がします。

もちろん、100%完璧に近いものを出すのは必要なことですが、僕は時間を掛けて100%のものを作るよりも、80%でもとにかく走り出してみる、ということも大事だと考えています。それゆえにこのタイプの上司とは考え方が合わずに苦労した経験があります。

「そりゃこの仕事にそこまでコストと時間を掛けることができたら良いと思うけど、今の現場でそれが可能?」という状況に何度も陥って、上司との交渉に苦労しました。

時間やリソースは限られています。最もコストを掛けずに最大の効果を上げることがビジネスでは必要だと思います。

4.コミュニケーション放棄おじさん

  • 口癖:「・・・」
  • 生態:とにかく常に機嫌が悪い
  • 実態:周囲から敬遠されがち

上司ではなく取引先の方でしたが、苦手なおじさんがいました。その名もコミュニケーション放棄おじさん。名前の通り、自分からコミュニケーションを図ろうとしないおじさんです。

とある簡単な依頼をするために、詳細にメールを作成して送付しました。お願いをしている立場だったので「お忙しいところ恐縮ですが何卒お願いいたします。」と丁寧にメールをしておきました。

そして数時間後、おじさんからの返信メールを見て驚きました。

メールを開くと、本文はたった1行

「意味が分かりません。」これだけ。

さすがに社会人としてこのメールはマナー違反ではないかと苛立ってしまいました。

僕のメールが伝わらなかったことが原因かもしれませんが、

具体的にどの部分、どの表現が分からないのかを指摘したり、わからない部分に対して質問を投げかけるわけでもなく、高圧的なメールを送るだけ。

こういうおじさんにはならないようにしようと思いました。

5.見下しおじさん

  • 口癖:「わかった、で、結論は?」
  • 生態:人を見下したような態度で部下と接する
  • 実態:プライドが高く、人から馬鹿にされることを嫌う

仕事ができるタイプや自分に自信を持っている人に多い。確かに仕事はできるが人間性に問題があるタイプ。何かを相談や報告に行くと、自分が話をしている最中でも目を合わせずにパソコン操作を続けたり、すぐに話を遮ったりする。

「わかった、結論は?」

「違う違う。それ間違ってるから。正しくは・・・」

「それ推測だよね?事実じゃないんでしょ?事実かどうか確認してからもう一回来て」

もちろん自分の話のロジックに問題があったり、伝え方が悪いことも一因だとは思いますが、上司にこういう態度を取られると相談する気が失せてしまうものです。

まとめ

これまで愚痴のような不満を書いてきましたが、基本的に上司から指摘を受けるというのは、自分に至らない点があるからだと思いますし、合う合わないがあるにせよ、謙虚に受け入れるべきだと思います。

そもそも指摘を受けたり怒られないような部下になること、そして部下から嫌がられる上司にならないことを意識しつつ、今後も仕事に励んでいきたいと思います。