【北京】空港から北京市内へのアクセス方法まとめ。エアポートエクスプレスと地下鉄を乗り継ぐ方法。

先日溜まったマイルで北京を旅行してきました。北京周辺には故宮(紫禁城)や万里の長城など歴史的なスポットが多く、大満足の一人旅となりました。

今回は旅の経験を生かして、北京首都国際空港から北京市内へのアクセス方法についてまとめたいと思います。

北京首都国際空港~北京市内へのアクセス方法

北京の空港から市内へのアクセス方法は次の3通りがメジャーな選択肢となります。

  • エアポートエクスプレス(地下鉄機場線)
  • エアポートバス
  • タクシー

慣れている方はバスの利用も安くて良いかと思いますが、初心者にはエアポートエクスプレスの利用が便利です。

エアポートエクスプレス(地下鉄機場線)は空港と北京市東部の「東直門」を結ぶ鉄道路線です。東直門までは25分ほどで到着することができ、渋滞の心配もなく便利です。

東直門駅での地下鉄への乗換えがやや面倒ではありますが、料金もお手頃でシステムも分かりやすく、市内へも直通で行くことができるので迷うことがありません。

イメージとしては成田空港~日暮里駅を結ぶ、成田エクスプレスみたいな感じです。お値段も25元とお手頃で非常に使いやすい路線。市内で地下鉄駅の近くに宿を取っている方は迷わずエアポートエクスプレスを利用しましょう。

それでは以下に、空港を出てからのエアポートエクスプレスの利用方法について順に解説していきます。

①空港内で日本円を中国元へと換金

まずは日本円を中国元へと換金しておきましょう。空港内には換金所が複数あるので、一旦は空港で換金しておくことをお勧めします。

換金場所は入国してすぐの場所に民営両替所がありますが、ここでの換金のレートは非常に悪いので気を付けましょう。

空港内には中国銀行の支店があるので、こちらだと手数料も少なく良いレートで換金することができるのでお勧めです。時間に余裕がある方は空港内の中国銀行を探しましょう。

②エアポートエクスプレスへ乗車する

両替を済ませたらいよいよ北京市内へ向かいます。エアポートエクスプレスの看板を探して歩きましょう。

僕が利用した第三ターミナルでは、このようにチケット売り場に看板が出ています。右側が自動券売機で左側には窓口も用意されています。

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僕が操作した時は機械の調子が悪かったのか、紙幣が悪かったのか、切符がうまく出てきませんでしたので、結局窓口で切符を購入しました。

料金は一律で25元なので、中国語が分からなくとも25元を出せば切符をもらえます。

荷物検査を受けて乗車します。車内の様子はこんな感じ。混んでいなければ座ることができます。

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そして20分ほど乗ればあっという間に北京市内の東直門駅に到着します。終点ですので、乗り過ごす心配もなく安心です。

③市内に着いたら地下鉄へ乗り換え目的地へ

市内に着いたら自分が行きたい駅に乗り換えます。

北京の路線図はこんな感じです。右上の薄紫の路線がエアポートエクスプレスです。

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こちらの写真は東直門駅ではありませんが、切符売り場の様子です。時間帯によってはこのように青い服を着たボランティアらしき人も立っているので、買い方が分からない場合は聞いてみましょう。

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自動券売機の上には行先きと値段をあらわす電光掲示板があります。

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画面を見つつ、行きたい駅への値段の切符を購入します。右側に3元から8元のボタンがありますが、このどれかを押す形になります。

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ここで注意点ですが、自動券売機で現金で切符を購入する場合は、5元札か10元札の2種類しか使えません(または硬貨もOK)。大きなお札しかない人は諦めて窓口で購入しましょう。

切符はこのようなカード形式のものになります。

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ちなみにSuicaのようなICカードタイプのものも購入することができますので、頻繁に地下鉄を利用する計画のある方はそちらを購入しても良いでしょう。

僕の場合は市内滞在がたった2日間だったので、今回は現金で切符を買って過ごしました。

改札へ近づくと、このように荷物チェックを受けます。この際、飲み物がカバンの中に入っているとそれも出してチェックされることがあるので気を付けましょう。

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改札へ近づきます。

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そして、上の部分のカードのマークがあるところにタッチして入りましょう。

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ホームの様子はこんな感じ。僕が訪れた駅では全ての駅にこのようなホームドアが設置されていました。

行先の方面を間違えないように乗車し、目的地へ向かいましょう。

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注意!中国ではLine、Facebook、Googleが使えません

最後に注意点です。ご存知の方も多いかとは思いますが、中国では当局の規制によってLINE、Facebook、Google等のアプリが使用できません。

ホテルやレストランのWi-Fiを拾っても、インターネットに接続はできますが、これらのアプリは使用できないのです。

これ、非常に不便です。普段海外を旅する時、僕はGoogleマップで地図を検索し、LINEで家族や友人と連絡を取り合っていますが、それら全てができないというのは旅に支障を来たしてしまいます。特にGmailすら使えないので、もしもの時の連絡手段がないのがキツイ。

ということで今回の中国旅行では初めて日本からVPN対応したWi-Fiルーターを借りていきました。VPNを使用したネットワークでは、LINEやFacebookを使用することができます。

今回契約したのはCMでもお馴染みのイモトのWi-Fiです。

VPN付き一番安いプランをチョイスしましたが、1日で1,000円しないくらいのお値段。非常にお手ごろな値段で中国でもLINEやインスタグラムを楽しむことができました。

このように充電器・充電コードやコンセント変換機もセットでレンタルさせてくれるので、お手軽でした。

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ぜひイモトのWi-Fi等のVPN機能付きWi-Fiルーターを借りてから中国へ向かうようにすることをお勧めします。ネットから予約しておけば、行きの空港で受け取り、帰りの空港で返却ボックスに入れるだけで手続きが完了します。

まとめ

  • 市内へのアクセスはエアポートエクスプレスが便利
  • 東直門駅で一度改札を出て地下鉄へ乗り換え
  • 自動券売機では5元札、10元札しか使えないので注意

北京地下鉄は日本の地下鉄に比べると、乗り換えの看板が少なかったり不親切だったりと、やや迷いそうになる場面も多かったですが、慣れると快適に移動することができます。

北京を旅行される際には是非参考にしてみてください。

また万里の長城への行き方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

【2018年最新】北京市内から万里の長城(八達嶺長城)への行き方まとめ。八達嶺へは877路直行バスが超便利!